乾燥の季節になりました。
秋から冬にかけて、皮膚科的に一番目立つ症状が、乾燥によるかゆみの訴えです。
実は「乾燥」はエアコンが普及している今、1年中起こりうる症状ですが、夏は湿度も高いため、
保湿することを忘れがちになります。その結果、湿度が低くなるこの時期、乾燥がよりいっそう強く感じるのです。
では、保湿はいつ行えば一番よいかというと、例えば、入浴後でしたら15分以内に行うのが効果的と言われています。
保湿が充分でないと、その後、かゆみや発疹、赤くなってくる等の症状が現れます。
かゆみが、起きてしまった場合、ステロイドを使用する場合もありますが、まずは保湿とかゆみを抑えられるよう診察ではお話をさせていただきます。
たかが「乾燥」、されど「乾燥」なのです。まづは、「保湿」をしっかり行っていきましょう!
2025年12月5日10:00 AM

