薄毛治療・AGA治療

皮膚科専門医による薄毛治療・AGA治療

男性型脱毛症(AGA)

AGA(Andro Genetic Alopecia)とは男性型脱毛症という意味で、主に頭頂部の髪や額の生え際が一方または双方から薄毛が進行します。
AGAの原因のひとつとして、ジヒドロテストステロンDHTという物質があげられます。5αリダクターゼという体内に存在する還元酵素によってテストステロンがDHTに変換され、毛根の男性ホルモンの受容体と結びつくことで毛髪の成長期を短縮させる働きがあります。成長期が短くなると、毛髪は太く長く成長することができず徐々に細く産毛のようになり、結果的に生えなくなってしまいます。このヘアサイクルを正常化させるのが、AGA治療です。AGAを引き起こす原因の一つである5αリダクターゼには、Ⅰ型とⅡ型があり、Ⅱ型は頭頂部や前頭部(額の生え際)に多く存在していると考えられています。薄毛の進行の仕方などでそれぞれに対応した治療を行うことが大切です。
女性でも同様の症状があり、「女性男性型脱毛症(FAGA)」と呼びます。男女いずれの場合も、長期間症状が続くと回復が難しくなってしまうので、早期治療をおすすめします。

プロペシア(フィナステリド)

プロペシアとは国内で初めてAGA治療効果が認められた医薬品で、処方には医師の診断が必須となっています。注意点として、女性や未成年が服用することはできません。AGAを引き起こす原因の一つである5αリダクターゼ酵素のうち、毛乳頭に存在しているⅡ型を阻害し、薄毛の進行を抑える効果があります。ある程度症状の進行している方は、継続的に服用することで効果をより実感できます。

ザガーロ

ザガーロとは、2015年にAGA治療薬として厚労省から製造販売承認を得た新しい内服薬です。
AGA(男性型脱毛症)に効果があり、こちらも女性や未成年が服用することはできません。
新しい治療薬ですが、既に前立腺肥大症の薬として日本国内で認可を受け広く使用されていますので、安全性などに問題はありません。
プロペシアと違って、Ⅱ型だけでなく皮脂腺に存在するⅠ型5αリダクターゼの治療にも効果が確認されているので、プロペシアでAGA治療に効果がなかった方にも効果が期待できることが特徴です。また、薄毛の進行遅延だけでなく発毛効果も確認されています。

2020年4月15日10:17 AM

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