冬の赤ら顔について
冬は、室内と外の寒暖差の影響もあり、赤ら顔になりやすいと言われています。
血管は寒いところでは収縮し、暖かいところでは拡張します。そのため、皮膚の薄い頬などは毛細血管が拡張してうっ血した状態となり、気温の変化に十分対応できない為、毛細血管が拡張したままになって、皮膚の薄い頬が赤く見えてしまいます。
まだ、冬は乾燥によってお肌のバリア機能が低下するため、外からの刺激にも過敏に反応することから、冬は赤ら顔が気になる方には大変厳しい季節となります💦
赤ら顔をなるべく予防するためには「食生活・寒さ対策・乾燥」を意識しましょう!
・香辛料やアルコールは、血管を拡張させやすいですので控えめに
・冷たい外気を防ぐ防寒
・洗顔、紫外線対策、保湿、化粧品など、ご自身に合う適切なスキンケアを
当院では、お肌の状況に合わせて低刺激の保湿剤やアゼライン酸など、保険診療では補いきれないスキンケア製品もご準備しております。
お困りの際は、一度ご診察にお越しください!
2025年12月19日10:00 AM担当医変更のお知らせ
・2026年1月7日(水)午前
・2026年1月8日(木)午前
上記日程ですが、非常勤医師の代診となります。
よろしくお願いいたします。
2025年12月17日11:00 AM12月22日(月)受付時間変更のお知らせ
12月22日(月)は都合により午後の受付時間が16時30分までとなります。
ご迷惑をお掛けをお掛けし申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いいたします。
2025年12月16日9:32 AM乾燥の季節になりました。
秋から冬にかけて、皮膚科的に一番目立つ症状が、乾燥によるかゆみの訴えです。
実は「乾燥」はエアコンが普及している今、1年中起こりうる症状ですが、夏は湿度も高いため、
保湿することを忘れがちになります。その結果、湿度が低くなるこの時期、乾燥がよりいっそう強く感じるのです。
では、保湿はいつ行えば一番よいかというと、例えば、入浴後でしたら15分以内に行うのが効果的と言われています。
保湿が充分でないと、その後、かゆみや発疹、赤くなってくる等の症状が現れます。
かゆみが、起きてしまった場合、ステロイドを使用する場合もありますが、まずは保湿とかゆみを抑えられるよう診察ではお話をさせていただきます。
たかが「乾燥」、されど「乾燥」なのです。まづは、「保湿」をしっかり行っていきましょう!
2025年12月5日10:00 AM担当医変更のお知らせ
12月10日(水)午後
12月17日(水)午後
12月19日(金)午後
12月24日(水)午後
当院の都合により代診の医師に変更となります。
ご迷惑をお掛けしますが、何卒よろしくお願いいたします。
2025年12月3日2:51 PM年末年始休みのお知らせ
誠に勝手ながら、2025年12月30日(火)~2026年1月4日(日)までを年末年始のお休みとさせていただきます。
患者さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い致します。

秋冬もシミ対策を!
今の季節は紫外線の量が少なくなる季節ではありますが、夏に比べその対策意識が下がってしまったり、乾燥による皮膚バリア機能低下などで、夏よりも紫外線の影響を受けやすくなっていることがあります。また、曇りや雨の日でも80%の紫外線は地上に到達します。
紫外線は、シミやしわ・たるみの原因となるだけでなく、皮膚がんや感染症にかかりやすくする危険性もあります。UVケアは女性が行うものと考えられがちですが実際は老若男女の区別なく、より早い段階からUVケアを行うことが先々の美容と健康に大きく関わってきます。
紫外線(UV)の種類
紫外線は波長の長さにより、UV-A,UV-B,に分けられます。
UV-Aは、波長が長くその35〜50%が真皮まで到達し、慢性的に浴び続けるとコラーゲンや弾力繊維が破壊されシワやたるみなど、肌の老化を引き起こす原因となります。
UV-Bは主に表皮で作用して、肌が赤くなる炎症(サンバーン)や、その後生じるサンタン(色素沈着)を起こしシミや皮膚がんなどの原因となります。
SPF・PAとは?
SPF(Sun Protection Factor)
サンバーンや皮膚がんの原因となるUV-Bを、何も塗らなかった場合よりどれほどの時間長く防ぐ効果があるかを示す値です。個人差はありますが、サンバーンを起こすまでの時間は20〜30分と言われています。SPF50の日焼け止めなら、通常20分で起こるサンバーンが、SPF50×20分=1000分で、およそ半日以上防御されるという目安になります。
PA(Protection grade of UV-A)
皮膚のくすみや黒ずみの原因となるUV-Aを防ぐ効果がどれほどあるかを示す日本独自の値で、+の数が多い方が効果が高いことを表しています。2013年1月から、最も効果の高い値が3から4へ1段階上がりました。
当院では、お肌に優しい日焼け止めのご用意もあります。せっけんで落とすこともできるため、日焼け止めが初めてのお子さまや男性にもおすすめです。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください![]()
エキシマライト(光線療法)導入しました!
皮膚疾患の治療法の一つである、紫外線を照射する”光線治療”をご存じでしょうか?
光線療法は皮膚表面の免疫の異常が関わっている皮膚疾患に効果的な治療です。
【対応疾患】
・乾癬
・円形脱毛症
・尋常性白斑
・掌蹠膿疱症
・アトピー性皮膚炎 など
上記難治性の皮膚疾患にも効果が認められており、保険適用されています。
エキシマライトは、光線治療の中でもより安全性が高く、痛みもほぼ感じない治療方法です。
気になる症状があれば、当院へご相談ください💡

意外と多い、秋の花粉症
花粉症というと春先のイメージですが、実は秋も花粉症が多い季節です!
※ 秋の代表的な花粉の種類と飛散時期
ブタクサ:8~10月
ヨモギ:9~11月
カナムグラ:8~10月
※秋の花粉症の原因となる植物は、ブタクサやヨモギ、カナムグラなどで、線路沿いや河川敷、住宅地付近の空き地に生えています。背が低く、道路が舗装されていることが多いので、花粉の飛ぶ範囲はそんなに広くありません。そのためブタクサなどが生えている場所に近寄らなければ、症状はある程度抑えられるでしょう。散歩や通勤圏内にブタクサやヨモギなどがないか確認してみましょう。
◆症状
主な症状は春の花粉症と同様で、くしゃみや鼻づまり、目のかゆみ、充血などですが、個人差があり、喘息を引き起こす人もいるので要注意です。風邪と間違える人もいますが、風邪の鼻水は粘り気があり、花粉症の鼻水はサラサラしていることが多いのがポイントです。
※また秋は、夏に繁殖したダニの死骸などハウスダストが増えやすい季節です。ハウスダストによるアレルギーと花粉症の見分けもつきにくいので、秋口にくしゃみや鼻水が止まらなかったり、毎年この時期に風邪をひくという人は、病院での診察をおすすめします。花粉症と診断されたなら、薬を処方してもらい、早めに治療することが大切です。
気になる症状があれば、当院へご相談くださいね✨

脇汗・手汗のご相談 承ります!
9月に入りましたがまだまだ汗もかきやすく、その汗がいつまでもベタベタ張り付くような不快感がぬぐえませんよね。
暑さによる発汗は、汗が蒸発する時に身体の表面の熱を奪って身体を冷やしてくれる働きをしてくれています。汗が体温を一定に保ってくれているおかげで私たちの体は正常に機能することができているため、暑さによる発汗は大切な体の機能だと言えます。
ただ、そんなに暑くないのに汗が流れるほど出たり衣服が濡れるほどの汗をかいてしまうなど、必要以上の汗が出る症状があれば、それは「多汗症」かもしれません。
多汗症には、全身に汗をかく「全身性多汗症」と、汗腺が集中している脇や掌に限定される「局所性多汗症」があります。
この「限局性多汗症」は、明らかな原因がないにも関わらず日常生活に支障をきたすほどのたくさんの汗が出てしまう状態をいいますが、それぞれ診断基準がありますので当てはまる方は保険診療での治療が可能です。
【原発性腋窩多汗症の診断基準】
シャツに汗染みができるなど、日常生活に支障をきたすほど多量の脇汗が明らかな原因がないまま6カ月以上みられ、以下の6症状の内2項目以上当てはまる場合を「原発性腋窩多汗症」と診断されます。
- 最初に症状が出るのが25歳以下であること
- 左右両方で同じように発汗がみられること
- 睡眠中は発汗が止まっていること
- 1週間に1回以上多汗の症状が出ること
- 家族にも同じ疾患の患者さんがいること
- 脇汗によって日常生活に支障をきたすこと
【原発性手掌多汗症の診断基準】
手の多汗症状が6カ月以上続き、以下の6症状の内2項目以上当てはまる場合、「原発性手掌多汗症」と診断されます。
- 最初に手の多汗症状が出たのが25歳以下
- 左右の手のひらに汗をかく
- 睡眠中は発汗が止まっている
- 1週間に1回以上、手の多汗症がみられる
- 家族に同じ症状の方がいる
- 手汗のために日常生活に支障をきたしている



